2010年8月7日土曜日

EPICWIN (english version)

There is nothing more demotivating than your daily chores. Theres lots of stuff you gotta do, but they're very rarely fun. A challenge to this situation is EpicWin, brought to you by a small team of developers. Tak, of minisquadron fame, and Rex known for his design work in the PS3 game Little Big Planet.


Epic Win, meaning "legendary victory" in English (yeah, I'm translating.) is used to signify a oft meaningless but memorable victory in life. In essence, its adds some game style flair to your day.

At the core of EPICWIN is the todo list functionality, where you add in the stuff you need to do in a day, and then check them off as completed. For example, taking out the trash, separating out the recycleables, washing the dishes, and going to the supermarket -- all are assigned experience points and you can level up, or gain items for completing these quests. Users are rewarded, and get to enjoy a sense of victory of completing the tasks. This app, which allows users to complete their "quests" stimulate the desire to get started on the next task. And as the user goes about their daily life, the character in the game continues on their journey, completing these quests alongside user.

The app is scheduled for a release date of August 19th, made available world wide on the apple Appstore. A price hasn't been announced yet, and there are no current plans for a Japanese version. Still, since the app is driven by the user entering "quests" it should be playable even without a localized version.

Level ups, loot and other large events are notified via Facebook to friends. There is significant interest from Android users, but there is no port yet, and if there will be one, it will be after the release of the iPhone version.

The draw of the game is in its simplicity, but its fun to imagine what sorts of future development we might see. Perhaps a Foursquare-esque location based service? Or perhaps forming parties over a SNS like Mixi (the Japanese answer to Facebook) in a more "game" version. There is a fair bit of room to ecxpand the functionality, such as location specific services. Still, I expect we'll be seeing more of these styles of games, bringing game elements into real life.

The true value of EPICWIN is likely that we can all enjoy life a little more, just by changing out view of it. Enjoying the little victories of life, getting a medal for it, and maybe cracking a smile in the middle of an otherwise dry day. This is perhaps the real EPICWIN of this app, and its developers.

Below is the very humorous video trailer for the app. I think you'll like it. :D


2010年8月6日金曜日

Brammo Empulse(ブラーモ インパルス)紹介

一ヶ月ほど前だけど、米国オレゴン州、アッシュランド市にあるBrammo社が新型電動バイクの発表をした。そこで、日本で正しい情報が伝わっていないので、ここで一度細かい情報を翻訳しておこうと思う。





名称:Brammo Empulse(ブラーモ インパルス)
製造元:Brammo 社
モデル:10.0、8.0、6.0(三種)
出力:55HP(41kW)
トルク:59ft-lb (80Nm)
重量:390ポンド(176kg)乾燥重量等変化無し
原動機:水冷ブラッシュレス直流モーター
電池容量:12.5kwH(10.0モデル)
電池形式:社内開発BrammoPowerPack:リチウムイオン式
ドライブ:クラッチレス無変速一速チェーンドライブ
サス(フロント)Marzocchi Shiver hydraulic USD 倒立フォーク
プレロード、圧縮調整可能
サス(リア):Elka hydraulic 12.75cmのトラベル
圧縮調整可能
ブレーキ(フロント):油圧式ラジアルマウントNissin4ピストン ダブルディスク
(リア):詳細不明ディスク
ホイール/タイヤ120/70-17 (フロント) 180/55-17(リア)
航続距離:(10.0モデル)160km+
最高速度:時速160km+

気になる価格は最安の6.0が$9995と約100万円。8.0が120万、10.0は140万となる。三段階に区別されているモデルも電池(航続距離)以外は共通。
しかし、エコ減税等からアメリカ国内では納車価格が70万ほどになる見込み。日本は不明。

日本の道交法を見ると区分は普通二輪となる。原動機に電気駆動を用いた車両に対する規則が(出力1kw以上は普通二輪とする)以外無いからだ。このあたりは法整備がそのうちされると思われる。

電池は家庭用電源で完全充電まで6~8時間。業務用電源でその半分の3~4時間へと短縮ができる。
とはいえ、電池形式から75~80%までは急速チャージで家庭用電源で2時間、業務用電源なら1時間を期待できる。

■感想

バイク乗りとして安心した点は、サスやブレーキが従来品を採用していること。つまり、サス、ブレーキ、タイヤ等の消耗品の問題は無く、従来の整備やメンテが受けられるということだ。チェーンも普通にメンテ、交換が可能だ。特にタイヤが一般の物を自由に交換できるのも素晴らしい。

三段階に区別されているモデルも電池以外は共通で、同じ最高速度と加速性を持っている。航続距離が乗り方で変化するのだが、160kmという距離はアメリカでの平均的な乗り方で、時速100kmでの高速道路使用を考えた距離となっている。時速40~50kmを緩やかに走ると30%増し、210kmは行けるそうだ。

燃料費…というか電気の価格はアメリカで1マイル1セント。なので、1.6kmで約1円くらい。
日本は電気代が約二倍なので1キロで約1.2円くらいになる。
ガソリンが今リッター134円なので、燃費計算で行くとリッター111キロ。楽観的な数字なので、ちょっと辛く見積もってもリッター90キロ。

まだ自身はEmpulseに試乗した事はないが、Zero社の電動バイクの試乗経験を基に比較をする。

普通のガソリンエンジンバイクとは違い、トルクがゼロ始動時にMAXなので、発進もただアクセルをひねるだけ。寂しい感じもするが、加速性が素晴らしい事になりそうだ。ガソリンエンジンバイクと比べ、スタートダッシュができるが、スピードに乗った後が厳しい。回転を上げないとパワーバンドに乗らないガソリンエンジンと違い、加速の伸びが回転数を上げるほど鈍い。ギア一速で速度域をカバーできるのは素晴らしい事だが、思わず左手と左足が「もう一速あれば!」とウズウズする。
乗り方を根本から変えないといけない。上手な人なら低速トルクの加速力を活かして、ブレーキングから加速力といったガソリンエンジンの泣き所を攻めると思う。僕にはできないけど。

とはいえ、レースではなく、街乗りならばすごく楽だ。排熱量が低い、騒音が少ない。停止、発進が得意でアイドリング等で燃費が良い。色々とまだ使いどころに悩むバイクだ。
原付ほどの「足」としての気安さが無い。
普通自動二輪区分のバイクとしてホンダのCB400と比較したら航続距離がタンク一杯分に劣り(容量8リットル、リッター30km=航続距離が240km)、補給の事情から一日の最大走行距離が非常に限られてしまう。
都内のバイク便でならすごく活躍しそうでもある。なによりも燃費とメンテ費用で節約できるのが凄い。

と、これらの点を考慮してもBrammoの本気を感じる。TTGXPという電動バイクGPに積極的に参加して、毎年バイクが開発の努力を形にして変わってくる。今が次世代の幕上げなんだ。ここから全てが変わる、そんな予感がする。こうした試行錯誤を見るのが好きな僕として興奮する状況だ。
誰も聞いたことが無いような企業名だけど、これからなんだ。後10年、20年をしたら、カワサキ、スズキ、ホンダ、ヤマハはバイクの製造会社として知られているのだろうか?オートバイの世界で有名会社の入れ替わりなんて珍しくもない。そこで実用性重視のヤマハやホンダの電動原付バイクは果たして、こんな興奮を感じさせてくれるのだろうか?新参のBrammo、是非とも世界で輝いて欲しい。

(もちろん、世界の二輪自動車の王様、カブを否定する気は無い。電動カブもまた、必要なのだろうとは思うけどこの記事とは趣旨が異なる)