2009年2月24日火曜日

手作りヨーグルトを作ってみた。

試験的に始めたヨーグルト作りが成功して、その手順が定まったので定期的に作りはじめました。
元に使ったヨーグルトの乳酸菌の種類が不明なため、乳酸菌の種類は的確に知る事はできないのはちょっと残念。

インターネット各所で作り方は解説されているし、自分もさほど突飛な作り方はしていないけれど参考の為に書き残しておこうと思う。

用意しておくもの。
ヨーグルト(Probiotic)
ガラスの瓶(パスタソースの瓶の再利用)x2
牛乳
鍋(2L容量、大鍋の二つ)
タオル
温度計

デジタル温度計がとっても便利です。Costcoで纏めて買ったパスタソースの瓶を友人から貰い受けて再利用しているので、容器もエコ。容量は24オンス(700mL)です。

まずは牛乳を弱火で加熱。普段は瓶二つ分ちょっとを作るので1500mL前後をヨーグルトにします。自分は沸騰する前の85Cまで加熱します。これによって牛乳の雑菌が粗方死滅するので、安心してヨーグルトを作れます。

牛乳を加熱している間に瓶を綺麗に洗っておきます。仕上げに水を100mLほど瓶に入れて、電子レンジで一分半ほど加熱しておきます。なんちゃって煮沸消毒。家庭ではオートクレイヴが無いのでその代用ですね。
瓶から水を(後述の大鍋に)捨て、余熱で水分を飛ばします。そのまま瓶を常温まで冷ましておきましょう。

熱いままでいいですから、牛乳を瓶に入れます。容量700mL中650位まで。温度計で牛乳の温度が40C以下になるまで冷まします。40C以下になったら種となるヨーグルトを入れます。市販のProbioticプレーンヨーグルトでも、自家製ヨーグルトでもかまいません。生きた菌を入れます。

ここで、種ヨーグルトの保存方法についてちょっと書いておきます。自分は複数の瓶を使った育成をしています。三つの瓶でヨーグルトを発酵させる。その三つのうちの一つが種ヨーグルト用で、二つの瓶を食べきったら、三つ目の瓶から三分の一ずつヨーグルトを種ヨーグルトとして使い、三つの瓶を補充します。こうすると種ヨーグルトがいつもあり、雑菌の進入が最低限に止められるので安定してヨーグルト種が常備できます。

瓶が三つとも入る大鍋で水を40Cまで加熱しておきます。並列で作業すると時間が節約できますが、別に連続して流れでしても害は無いので。このお湯の中に瓶を三ついれて、蓋をします。この鍋をストーブから下ろし、こぼれないようにタオルで包みます。
タオルで保温し、熱が逃げないようにすることで長い時間乳酸菌を活動的にさせておくのが目的です。

で、一晩置いておくとヨーグルトの完成。蓋をして冷蔵庫にいれると乳酸菌の働きが鈍くなり、これ以上酸っぱくなりません。味はプレーンヨーグルトなので、味付けはそれぞれ自由に。上に水と分離しているので、かき混ぜるにせよ、取り除くにせよ、そこもご自由に。

ちなみに上の分離した水はWheyと呼ばれ、ミネラル、ビタミンとたんぱく質を含みます。牛乳アレルギーの人はこれを避けるべき。アレルギーの無い人は分離させて飲むのもOK。

といった感じ。作り始めると作業も楽だし、美味しいヨーグルトが手作りできるのも楽しい。ヨーグルトを水切りしてクリームチーズっぽい使い方もできるので、活用方法は多数。牛乳も安いし、試してみてはどうでしょう。

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